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2008年11月03日

自閉症の未来への可能性

・過去・未来のカレンダーの曜日をすぐ答える
・過去の体験した出来事を西暦・年月日・曜日も含めすべて覚えている
・トランプゲームの「神経衰弱」で一度も間違わないで当てる
等など・・・・・

私の妻の弟が持っているすばらしい能力。

彼は自閉症ですが、
世界には彼らのような能力のひとたちがさまざまなことを
成し遂げているようです。
・円周率2万ケタを暗唱
・風景を一瞬みただけで精巧な絵を描く
・読んだ本を隅々まで記憶する
等など。

弟も数年前に仕事で肉屋さんの倉庫の管理で
一瞬々々の記憶をたよりにする作業で
彼の能力を発揮できた場があったと聞きました。
現在は京都屋クリーニングで元気に働いています。

世界の彼らのような人たちに共通するのは家族の愛があったから。
例外なく、妻の家族が弟に対する愛はものすごい力です。
私ごときがコメントできるものではないのですが。
しかし私も将来、一生かけて彼との人生を歩んでいく立場として
彼を愛し、彼を理解し、私を彼に理解してもらい、また
彼のより自立できる可能性、さらには彼の能力を発揮できる
可能性の場を考えていきたいです。

自閉症にもさまざまでもっと重い症状を持つ人々もたくさんいると
思いますが、しかし、未来には皆がみな社会に参加できる世界、
彼らを受け入れられる世界になってほしいです。

http://www.autism.or.jp/autism05/rainman20040508.pdf


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Posted by TYK at 13:47│Comments(2)家族
この記事へのコメント
はじめまして~。足あとから遊びにやってまいりました。
自閉症について。私も興味があります。というより、今、教育について学んでいる途中です。学んでいるというより、足を半歩くらい突っ込んでみているくらいなもんですが。
素晴しい弟さん&ステキな家族さんですね。障害があってもなくても、人を支える上で家族という存在、周りの人・環境というのはとても大切ですよね。障害があればなおさらだと思います。障害のある本人さんは勿論の事、支えている家族さんも、実はその本人さんに支えられていると感じることも多いと思います。お互いに大変な思いや葛藤も沢山だと思いますが、その事をきっかけにして得る事ができるのもそれ以上だと思います。
最近よく、ADHDや自閉症が取り上げられ、教育の場や一般的にも『エジソン倶楽部』(←だったかな?)の講演会を通じて認知されはじめている気がします。だけど、実際の現場ではやはり落ちつかない子、親の教育がなっていない子としての捉え方が根強いみたいです。
ノーマライゼーションとよく言われていますが、言葉・概念ばかりが先行して、頭では知識としてあっても、実際に障害のある方を社会で受け入れているかといえば残念ながらそうでは無い気がします。福祉や教育を勉強して知識を得るのも大切ですが、知識が全くなくても、勉強なんかしなくても、隣にいる人として障害者として可哀想がるのではなく、ありのままをその人らしさとして、受け入れる感覚をもった社会であってほしいと思います。まずは、私自身がそうでありたいと思います。
障害があるかないか・・・というより、障害自体は本人ではなく、社会の環境が障害ですよね。本人が出来るように整えさえすれば、クリアできる。そしたら問題なくなる。障害って周りの人や環境が作り出しているものだと思うのです。海外の社会を聞いて、日本の現状を考えた場合、痛感します。
Posted by saosaosaosao at 2008年11月04日 00:22
はじめまして。
温かいコメントありがとうございます。

※障害のある本人さんは勿論の事、支えている家族さんも、実はその本人さんに支えられていると感じることも多いと思います。※
そうですね。妻の家族も結束がより強いと感じます。私自身もまた弟や家族と接して自分を学ぶことがいっぱいあるように思います。

ノーマライゼーションが実現した未来の社会を夢見て、今できることをひとつひとつやっていけるよう努力したいと思います。ありがとうございました。
Posted by TYKTYK at 2008年11月06日 11:04
 
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